遺品整理を兼ねた実家の片付けをしていたら、色々なものが出てきました。
まずはこれ。
戦前のものなのでプライバシーも何もないかもしれないですが、ちょいとぼかし。
何かというと、亡き祖父が授与された勲章の賞状です。
こちらと一緒に、身に付ける勲章と軍帽も保管されていたのですが
法事に参加してくれていたおじが欲しいというので一式預けることにしました。
私が生まれる前に亡くなった祖父の事はあまり詳しく聞いたことがなく
太平洋戦争に出兵して負傷したというエピソードは聞いていて
そのくらいの年代なら招集されたのだろうな、と思っていました。
が、実は赤紙が届いて出兵したのではなくて戦前からの職業軍人だったそうです。
↑の勲章も幹部にしか与えられない貴重なものだそうでして。
確かに、残っている写真で見る祖父はとても厳格そうな印象で納得。
他にも押し入れの奥から祖母が大事に仕舞い込んでいたと思われる軍刀が。。。
こちらも祖父の形見として保管していたんだろうなと。
ただ、今の時代に許可なく持っているのは違法になるし
売ったり所有する許可を取るのも大変そうなので、警察に預けることにしました。
ちょっと勿体ないですけどね。
文化財として公的な機関で引き取ってくれたらいいのになあ。
おじが来てくれなかったら、気づかずに処分してしまったかもしれない。
今更だけど、形見分けできて良かったかも。
この折にご先祖様のそういった話を聞けて、終戦への思いを馳せたり
日本らしいtheお盆を過ごせたなと感じました。
そして、私の頭の中には、映画『サマーウォーズ』のエンディング曲がヘビロテ中。