いきなり「どうしたの…?」って心配されそうなタイトルで失礼します。
今時ホットな新興宗教とかカルト系の話ではありませんのでご安心を。
実家の諸々の行事を片付けている中で感じたことを書きます。
私の実家は、地方柄というか田舎なのもあって浄土真宗にお世話になっています。
多分同じ地域一体ほとんどがそうだと思います。
信心深さなんて全然なくて、何となく先祖代々そうしてきたからでしょうね。
宗教っていうよりカルチャーとか、風習に近い気がします。
諸外国の宗教信仰のありかたに比べれば、日本はおおらかなもんですよね。
イスラム教とかヒンドゥー教のような熱心さは無いなと思います。
東南アジアの敬虔な仏教国とも違う。
それでも田舎だったから、〇〇回忌とか節目の法事はきっちりとしていましたし
子供の頃は、お寺主催の花祭や子供会によく参加して
住職のお話を聞いたり、「おつとめ」と言われる読経もやってきたものでした。
実家を離れた今は、ほぼ無宗教状態の生活を送っていますが
親の葬儀や四十九日法要を経て、仏教のお作法に従って行うと
何をすればいいのかは決まっていますし、特に地元の皆にとっては慣れたものだし
格好がつくというか、きちんと供養しているという感覚が得られるのが良いですね。
これが無宗教だと…一応葬儀社にもケースに応じた送り方があるようですが
どういった手順でやればいいのだろうと戸惑ったと思います。
今になって、何故みんな仏教を信仰しているのかというのが分かった気がします。
ただ、私が何かにすがりたい気持ちになった時は、だいたい神社で願掛けですね。。。
神社の方がオープンで敷居が低い感じがするからかな。
だけど節目の儀式は仏教流。我ながらごちゃごちゃしてると思います。
日本人ってこんなもんですかね。