数日前のニュースで、NTTが段階的に転勤・単身赴任をなくすというのを見て
大きな決断だなと興味深く感じています。
今後は拠点も都心に集中させるのでなく、地方にある程度分散させるとか。
情報・IT系で、比較的柔軟に対応しやすい業種というのはあるでしょうが
古くからある国内企業としては大きな決断だと思います。
もちろん人事異動には社内の活性化や汚職防止、職員のスキルアップとか
メリットも色々あるのは承知しているのですが
自分自身が転勤を何度か経験して、ライフイベントの多い時期では
体力的にも精神的にもストレスが大きかったので、
避けられるのならそれに越したことはないと思います。
こういう流れがいっきに進んだのも、コロナがきっかけではありますね。
私の勤め先はどうだろうか。
営業とか研究職とか、業界柄在宅勤務が難しい職種もあるし
現地に行ってこそ成り立つ仕事も多いので
転勤を完全になくすのは難しいだろうなあ。。。
しかし、最近聞いた話で個人的に画期的!と思ったのが北海道の支店の現状。
毎年恒例で、取引先を集めて勉強会と称した集会をやるんですが
その後に必ずやる飲み会がヘビーでして。
どちらかというと勉強会よりもこちらが主目的みたいな。
しかも道内の主要都市数か所でこの催しをやっていて
毎度毎度グロッキーになっておりました。。。
あらゆる仕事の中で一番気が重かった。
当時も直の上司とも「このイベントは簡素化すべき」って話をしてたほど。
支店長は聞く耳持たなかったんですが。
それが今こういう状況なので、当然飲み会はできず、
勉強会自体も数か所に分散していたのをまとめて1回にして全てリモートにするとか。
画期的!当時はコロナ禍のようなものも想定してなかったけど
私が北海道に居た頃には考えつかない進歩ぶりです。
コロナ禍が保守的な体制(支店長の意向)を動かしてくれたのだなあ…。
少しずつ進歩してますね。また多少は後退しそうだけど。
【関連記事】