元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

地元に戻りたくない理由のひとつ

Facebookを覗いていたら、「友達かもしれない」リストの中に
中学までの同級生が表示されました。
私は地元の公立高校には進まず、ちょっと離れた進学校に行った少数派だったので
中学までの同級生とはだいぶんご無沙汰だし、連絡もほとんど取っていません。

同級生の、おそらく半分近くは高校卒業を機に地元を離れてしまった中で
ずーっと地元に住み続けて盛り上げようと頑張っている。
私が子供の頃と比べると今は半分くらいに人口が減っているけど
2人とか3人とかそれ以上子供をもうけて少子化ストップにも貢献している。
(それ以上に高齢者の割合の方が増えていっているけれども)

廃れていく地元に残って、盛り立てようとしてくれている彼らを思うと
応援したい気持ちもあるし、感心もしています。
彼らの様に、地域振興に何か協力したい思いもあります。

でも、地元に戻って暮らしたいとは…思わないよね~(汗)

そもそも、仕事の選択肢の少ない地元に就職しようという気もなかったのですが
(近い範囲で職を探していたことはあった)
社会人生活を何年もやって、人事異動で国内を転々と色々なエリアを見てきた今でも
やはり、地元にUターンするのはちょっと…と思ってしまいます。

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田舎vs都会の価値観の違いや不便さや就業状況、親族との関係性など
地元に戻りたくない理由はこれまでも過去の記事で述べてきたとおり。

それに加えて、ふと思ったのが、いわゆるスクールカーストの存在。
田舎出身の人には共感してもらえると思います。

よほど素行が悪くて勉強もできない限りは落ちることのない公立校しかない地元。
学力などよりも、スポーツができるとか、ルックスが良いとか
少々やんちゃで元気があって目立つ生徒がヒエラルキーの上位に立っていました。

勉強しか取り柄のないような地味っ子だった私は多分バカにされてたと思います。
この頃の関係性って、卒業して何年経過しても残ってるんですよ。

実際、卒業から10年程経った時に催された中学校の同窓会でも
当時の仲良しグループできっちりテーブルが分かれてました。
やんちゃだった男子が声をかけてきてくれ、喋ったりもしましたが
その後で「あっちのテーブルに行ったのぉ~?(クスクス)」
キラキラグループの女子たちと話をしているのが聞こえてきたり…。
結局2次会は地元外への進学組とだけで抜けちゃったなあ。

今、地元に残っている同級生の多くがこのスクールカーストの上位組。
味っ子もいなくはないけど、目立っている彼らが中心的な感じ。
もういい大人とはいえ、これまでの歩みもだいぶん違ってきていますし
話も合わなければ、仲良く地元で付き合っていける自信もありません。
少なくとも、私は居心地悪く感じると思います。。。

故郷は、遠きにありて思うもの

私の地元との距離感はこのくらいでいい。というかこのくらいにしておきたい。
ふるさと納税はするからさあ…遠くから見守らせてください。

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