元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

片づけの出来ない一族

私の地元に帰省した際に、母の実家にも寄って線香をあげてきました。
今春に祖母が亡くなって初盆は帰っていませんでしたからね。

私の親族は小さな町にかたまって住んでおり母の実家も遠くなく
母や近くにいる叔父の家族が管理しているので頻繁に人の出入りがあります。
なのでメンテナンス上の心配は今のところないのですが…

とにかくモノが多すぎる。
おそらく母の子供時代に一家で暮らしていた時の物量がキープされている。
食器棚は来客用のものも含めてパンパンだし
洗面台には使い古した歯ブラシが10本くらい刺さっているし
10年以上前に亡くなった祖父の遺品すら片付いていません。

祖母が亡くなる前後に片づけをする余裕がなかったのでしょうけど
それ以前に、モノを減らすという思考がないようにも思えます。
年配の世代は所有物を捨てずに大事に使う価値観があるのは理解してるけど
要不要の判断もできていないような…?

断捨離とかシンプルライフの価値観は田舎まで浸透していないようです。

今自分ができる限りモノを増やし過ぎない生活を心がけているので
ごちゃごちゃの田舎の家が落ち着かない。

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だいぶん前の実家の様子。
この頃は私の感覚も片付いてないのに慣れてて麻痺してたな…。

私が片づけ苦手なのは、こういう脈々と染みついた親世代からの
生活習慣によるものなんだろうなーと思います。
こんな私も夫のお陰で、だいぶんマシになりましたよ。

将来的に、母の実家も相続で回ってくる可能性があり…従兄弟や兄弟間で揉めそう。
過疎の一途を辿る田舎の一軒家、農家だったから農機とかも残ってるし…
今となっては不要な所有物に溢れた家なんて誰も継ぎたくないでしょう。
要らないものまで次世代に残すのはやめてほしい。
母の実家の現状を目の当たりにして、不安に思ったのでした。
正直言って、母の実家まで面倒見切れない…自分の実家のケアで手一杯だよ。

それと対照的に夫の実家は本当にきれい。
義母さんの爪の垢を煎じて、私の地元の一族に飲ませてやりたい。