シニアでお金はあまりないけど、慎ましくも(精神的に)豊かに暮らしてます!
…的なネット記事を、何故か最近よく見かけます。
なんでしょうね。
先細りする年金の支給額や高齢化で、ますますシニアの暮らしが貧しくなって
お金なくても幸せに暮らせるよという刷り込みなのかな。
別に贅沢な暮らしがしたいわけじゃないけど、お金を気にしながら
ケチケチ生活する老後って嫌だな。。。
その中に「チープシック」ってキーワードがあり
お安いものでシックな生活様式を実現させてます、みたいな事が書いてあって。
なんとなく、お金がない人の負け惜しみ?の様な印象を持ってしまいました。
(記事のご本人はポジティブに楽しく暮らしているようですが)
そもそもcheapという単語自体に「しみったれた」ニュアンスがあるのが良くないね。
economicの方が、このキーワードが指す意味には近いのかも。
で、ファッション用語としてのチープシックという考え方は50年近く前にあったらしく
安ければ良し、ではなくてお金をかけなくてもシックに着こなすということだとか。
↑1970年代のマガジン的な本だけど、今でも読まれている様です。
流行に左右されるばかりでなく、ベーシックなアイテムを取り入れて
自分流のスタイルで長く着ていく。
こういう捉え方をすれば、現代にも合うのではないかなと思います。
そのように品よく服も生活スタイルもまとめられればいいですけどね。
現状のバタバタな生活だと中々難しい。