元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

高齢化と人不足

年金支給開始時期も遅らされるし、子供関連の手当も削られるし…
少子高齢化、日本の将来についても不安で仕方がないですが
今回のトピックは私の勤め先について。


まーじで、人不足が顕著だなあと思うこの頃です。
合わせて、over60の比率がどんどん上がってきているのを感じます。
雇用延長を希望するかをヒアリングというより、
「もちろん辞めないで続けるよね?」って確認しているといった具合ですかね…。
定年を迎えたまま管理職を続けている人もいるほどです。

それだけ今新たに入ってくる若者が減っているということですけれども
私が入社して数年は完全なる買い手市場みたいな感じで
多すぎる入社希望の履歴書を捌くのに大変だったみたい。
一方で今は人集めにも苦労しているんだとか。

これは私の勤め先に限った話ではないのでしょうけど
ひとつ肌で感じていることのひとつといえば
働き方の価値観が変化しているという事ではないでしょうか。

私が入社した頃に人事の方から説明を受けた、当時の給与体系の事。

「真面目に働けば、専業主婦+子供2人養って私立大学費くらいは賄える」

…的なことを言われたのを覚えています。
あくまでその当時の給与や福利厚生でという前提ですが!
但し、数えきれない出張や残業、営業ノルマのストレス、容赦ない転勤…
そういった総合職故の苦労を負ってのことです。

今はこういうライフスタイルを好んで入社してくる人は少ないですよね。
よりプライベートの充実におもむきを置いた価値観に変わってきているというか。
公務員にしても、国家公務員よりも地方公務員だったり
県庁よりも市役所って感じで転勤が無い方が好まれると聞いたこともあります。

給料の高さだけでなくて、もっと多面的に働きやすさをアピールしないとね。
今、子育て支援とか介護支援とか少し力を入れているっぽいけど
まだまだ少し遅れているなという感じはします…。
人事には頑張ってほしいです。