折角の育休ですので、色々な本を読みたいと思い、図書館に足繁く通っています。
久しぶりに面白い本に出会いました。
初版はもう10年以上前で、著者の山口さんはすでに様々なメディアにも登場して
会社を立ち上げて経営者として活躍されているのに
つい最近までどういう活動をされていたのか、存じ上げませんでした…(汗)
読書スピードの遅い私があっという間に読んでしまいました。
起業まもない頃までのストーリーが中心なので、その後の他の著書も読んでみたい。
山口さんは大学卒業まもなくしてバッグを扱うマザーハウスを立ち上げた方。
私は、マザーハウスについては名前を聞いたことある程度の認知でした。
勝間さんの本を読んで、こちらのバッグを紹介されているので興味を持ち
HPを拝見したり、実際に店舗まで行ってカバンを見てみたり。
上質なものなので、お値段も安くはありません。
すぐに即決はできないけれど、近いうちに買いたいなと思わせる品でした。
この時は、単純にいちカバンのブランドとしてしか見てなかったのですが
カバンの事を調べるうちに、社長の山口さんが本を出されているのを知り
商品を買う前にどんな方なのか知りたくなった次第です。
本を読んで、ただただ感動。ご本人の歩んできた道や情熱、経営理念に。
とってもバイタリティに溢れた方なんだなと感心しました。
商品そのものがシンプルに良いと感じましたし
山口さんもそういう商品づくりを目指してこられたということですが
その背景にある国際貢献とかチャリティ的なものを前面に出してないのがすごい。
こういうストーリーを後から知ると、より欲しくなってしまいますが…。
久しぶりに、だんだん冷めてきた情熱を思い出したような気分です。
山口さんと同じような真似はできないけれど、
仕事に復帰したら、もう少しひたむきにやりたいな。
もっと早くに知りたかった一冊ですね。
独身の頃、バックパックでアジアの国をただの観光で回ってた
意識の低い自分をちょっと反省。
山口さんの熱意を見習いたく、その気持ちを持ち続けられるように
カバン、そのうち買います。
その前にまずは使っていないのを処分しなくては。。。