元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

出産レポート

元々単身赴任をテーマに綴ってきた当ブログですが
別居生活も解消されて長くなってきたので
このところはタダの生活記録のようになっております。
今でも読んでいただいている皆様、ありがとうございます。

こういうブログで、需要があるのか分からないけど
2人目の出産について書いてみたいと思います。

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誰かのためにというよりは、自分の記録のために。
私の書いた記事を読むより妊娠や出産をテーマにしたブログ見た方がいいでしょうし
いろんなところに体験記もありますからね。

まあ、別居婚からの妊活で見て下さっている方もいるようなので
その延長でちょっと参考になれば幸いです。

今回の出産も前回同様に予定日超過だったのですが
予定日に近づいても前駆陣痛や子宮口が開くといった兆候がなく
きっとまた予定からだいぶん後になるだろうと思ってました。

 

私がお世話になった産院は極力は自然分娩をするという方針なので
経過良好で特に問題なければ41週まで待ってそれ以降に誘発分娩となります。

しかしながら今回は妊娠高血圧症になりかけていたため、
早く出した方が良いだろうとのことで41週まで待たずに誘発しよう!
…ということになってました。

胎児もまだ全然下におりてきていないし、子宮口もほとんど開いてないとのことで
促進剤とバルーンを使っての出産を指示されました。
人工的にお産を進めるのは、結構辛いんですよね…。
これらの処置やってもすぐに産まれるわけでもないし
急激に陣痛が強くなりすぎたりするし。

私は前回がものすごく長丁場だったので、
「入院後誘発してもお産まで2、3日はかかるかも」などと言われていたくらい。

今回も長い時間、陣痛に苦しまなければならないのか…と
憂鬱な気分になっていた、入院予定の2日前。
景気づけに?義実家のガレージでプチBBQ会をやってもらいました。
私のためというよりはGWはどこにも出かけられなかったのでせめての娯楽で。

焼肉食べると陣痛来るってジンクスがありますからね。
それに加えてオロナミンCも飲みました(笑)

もちろん、こんなんですぐに産気づくなんて信じてませんでしたが
話のネタ的に「早く陣痛来ますように~」なんて言いながら笑ってました。

そしたら、その日の夜にお腹が痛くなりまして。
やっと前駆陣痛かな?と思ってしばらく様子を見つつ
念のため、入院荷物をすぐ出せるようにスタンバイ。

そうしているうちに痛みの間隔がどんどん規則的かつ短い周期になってきて
どうやら本陣痛がやってきた様でした(汗)
焼肉とオロナミンCがまさか本当に効くとはね。。。

痛みが15~20分くらいの間隔になってきたところで産院に電話。
「前回も(お産に)時間がかかった様ですので、まだ様子見でいいのでは?」
なんて言われてしまいましたが、GBS陽性と伝えると
それじゃあもう来てください、ということで深夜に来院。
この時、深夜0時半くらいでした。

私が入った時は入院産婦も他に2人だけ、深夜で当直の助産師さんも2人しかおらず
ゆっくりと新生児のお世話をしていました。
そんなところへ私が来たものだから、落ち着けるひと時を邪魔しちゃいましたね…。

到着時には子宮口も4センチくらい開いていて
「朝までには産まれるね!」と、まだ落ち着いて経過を見ていました。

LDR室の台に乗り、お腹の張りと胎児心拍をモニタリングしながら
抗生剤の点滴を打ちつつ陣痛に耐える一番辛い時間の始まり。

ここからが、ホントに怒涛の展開で…
陣痛の強さは一気にアップするし、間隔もどんどん短くなるし
前回2日がかりで辿り着いた域にあっという間に向かっていきました。
苦しい時間は前回よりもかなり短かったけど
やはり痛いのには変わりなく、「もう無理!お腹切って!」
という気持ちが一瞬だけよぎりましたね…(笑)

病院について1時間過ぎでしょうか、内診してもらったら、もう子宮口全開。
当直の助産師さんもバタバタで分娩準備。
2人だけしかいなかったので、新生児室の赤ちゃん泣いてるのお構いなしで
大慌てで私の方にかかってくれてました…(汗)

近くで待機していたドクターもかけつけ、いよいよお産直前。

ここで血圧の下値が100になってしまい、いきんだら脳出血が怖いとのことで
前回同様に吸引分娩で引っ張り出すことに。
もうトイレで用を足す余裕もなく、どうにか導尿だけやってもらいました。
他にも剃毛とかやるべき処置があったのでしょうけど、間に合わず。

これ以降は、私にはほとんど指示が入ることなく
淡々と助産師さんと医師による処置で進んでいきました。
人工的に破水もさせたんでしょうけど、何も言われず。
今回は「今いきんで!せーの!」みたいな掛け声もありませんでした。
私はひたすらいきみ逃しの呼吸に集中するのみ。

陣痛の波に乗って吸引をかけてあっという間に産まれました。
母子手帳に記載された分娩時間は2時間。早かった。
陣痛中の水分補給にあらかじめ用意していたポカリ2本も、飲むことなく終了。

お医者様に切開部分の縫合処置をしてもらい、台の上でしばらく安静待機。
「高血圧だったので吸引しました」とのレビューをいただいて退室。
赤ちゃんは健康チェック、測定、体をキレイにしてもらって新生児室へ。

コロナ感染対策で誕生の瞬間の立ち合いは出来なかったものの
産まれた後に子供を抱かせてもらえたし、付き添いもしてもらえたのでよかった。
上の子が寝ている間に家を出ましたけど、また起きる前に夫も帰宅。
深夜は大変ですが、他の家族が寝ている間に済んでしまって平和だったな。

こんなにあっという間にお産って終わっちゃうの?経産婦すごい!…が感想。
体力の消耗も少なく、前回は最後の方記憶飛び飛びだったのが
今回はしっかり覚えているし、産後の筋肉痛もなく回復が早かったです。

終わり良ければ総て良し、といいますか
これだけ負担の少ない出産なら、もう一度産んでもいいかな!と思えなくもない。
しかしここに至るまでの妊娠経過がね…結構大変でしたから。
低置胎盤に逆子に、その他数々のマイナートラブル。
そして今現在で産後の育児も大変すぎる(T_T)

以上でレポートは終わり!
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございましたー。
また後で自分で読み返してみようっと。

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