元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

産婦人科の食事事情

美味しかった産婦人科での食事。
総合病院だと入院中は質素な食事が多いと聞いていますが
産婦人科専門のクリニックだと、豪華な食事が出てくる印象です。

そりゃ、産前産後の食事は何でもOKというわけでもなく
ある程度は栄養を考慮する必要がありますが
健康面に悪い問題があって入院しているわけではないので
いかにも「入院食」って感じのシンプルな食事ではなくて
普通の飲食店でもランチセットとかで出てきそうなメニューであって
栄養面もしっかり考えられていて美味しいんですよね。

f:id:tsumatan:20200517134410j:plain
お祝い膳の、鯛のポワレ
毎食出てくるご飯は、入院中の楽しみのひとつでした。

この豪華な入院食、院内で調理しているというのは聞いていたのですが
調理自体は委託業者の方が行っているということだったみたい。

いくら出産予定日があるとはいえ、入院タイミングは前後しますし
出産日がズレたとしてもキチンと食事の用意をしてもらえるのはありがたい。
調理前にそれなりにストックも準備するんでしょうけど
大きな飲食店や病院でもないのに、食材の在庫管理どうやってるんだろ?
今日いきなり入院!ってなっても食事はきちんと出てきますからね。

入院フロアの一角に、食事を提供している委託業者さんのレシピ本が置いてあり
購入可能とのことだったので、記念に一冊買いました(笑)


本の出版元見たら、地元の給食会社が作成しているとのこと…。
それも、産婦人科専門の給食委託をしているらしい。
こういう狭い分野に特化したアウトソーシングがあるとは、知りませんでした。

経営状況とか、どうなってるのか詳しくは分かりませんが
委託を受けているクリニックの数も地元のみでそう多くはありません。
手を広げ過ぎずかゆいところに手の届くアウトソーシングって
クリニック側にとっても、おそらくこちらの会社にとっても
効率が良いんだろうなあと思いました。

ちなみに、子供の保育園も委託業者が給食提供してますが
なんとなく自園調理の方が良いイメージだったのが、今は全然ありません。
わざわざ調理担当を雇うよりコスパが良いと思う。

2回目の産婦人科入院での新たな発見でした。
もう3度目は無いだろうけど、あの食事はまた食べたいな…。