元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

コロナ禍と都会暮らし

意図的なコロナ疎開ではありませんが、
外出自粛が続くこの時期に里帰り出産のため結果的に地方滞在することになり
多分、出かけられないストレスは東京よりも少ないと思います。

飲食店とか商業施設に気軽に行けないのは同じですけど
公園に行くのもダメとか、ジョギングもするなとか
他人の行動に対してギスギスしている感はないですからね。
田舎はまだのんびりしたものです。

気候も良いので、義実家周辺の人気のない散歩コースをのんびり歩いて
木々や土の匂い、季節の空気感を体で受け止めながら
子供と一緒に過ごすのは、まるで私の幼少期を思い起こす。
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小さい頃ってこんな所でばかり過ごしていたな…と。
東京にいると、あまり手が入っていない自然を身近に感じるのは貴重なことですし。

不覚にも「田舎暮らしも良いな…」なんて思ってしまったのです(汗)
こういうコロナ騒動でもなければ、ここまで感じることはなかっただろうけど。

そして、夫も「早いとこ東京脱出して地方移住しよう!」なんて言っています。
私だって生まれも育ちも田舎ですので、気持ちはよーく分かります。
都会と田舎の良し悪し。
コロナみたいに人口が多い所で耐久レースをしていると、田舎が心地よくなるよね。

しかし…心のどこかで地方移住には慎重になってしまいます。
田舎出身だからこそ、田舎のダークサイドも知ってますし、ストレスもなくはない。
人が少ない分、良い面でも悪い面でも他者との付き合いはめんどくさい。
出る杭が叩かれるバイアスは都会よりずっと強い。

例えば、もしも田舎でコロナ陽性になってしまったら
瞬く間にその噂がご近所に広がって都会以上に肩身の狭い思いをしなきゃならない。
こういう時の田舎ネットワークは恐ろしいんですよ…。

まあ、地方移住ならそれなりに大きな地方都市一択かな。
その考えはずーっと変わりません。
コロナ騒ぎでライフプランについて、
色々と思いを巡らせるキッカケにはなりましたね。

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