元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から「夫は単身赴任中」になりました。

ほうれんそうソテーの思い出

とても久しぶりに、ほうれんそうのソテーを作りました。
半端に残っていたベーコンとほうれんそうを消費すべく
簡単に作れるものを考えてみたら、やはりこれが一番楽だなと思って。

しかし、このほうれんそうのソテー、結婚してから作った記憶がないくらい久々。
忘れているだけかもしれないけど、作ったとしても片手で数えるほどだろう。

実家では思い出の味。
別に大好物と言う訳でもなく、単に親がよく作っていて登場頻度が多かったから。
夕食の一品として、また弁当にもよく入っていたっけ。

まあ、母が安上がりで簡単で作りやすかったからだろう。
母の料理は節約第一であり、実家にはバターを常備していなかったので
バターを使う料理は大体がマーガリンで代替していました。
だから常にほうれんそうソテーはマーガリンで味付けされており、ちょい油ギッシュ。
なんなら、ベーコンすら入っていなくてただほうれんそうを炒めただけ。
そのせいかうまみが足りず、美味しかった記憶があまりないのです。

そんなこんなで、一人暮らしで自炊するようになってからは
ほうれんそうのソテーを作ることもあまりなくなりました。

それよりアスパラが好きだったので、作るのは専らアスパラベーコンソテー。
味付けはもちろんマーガリンでなくバター。
自分で稼げるようになったなという、ささやかな材料費のアップグレードです。

で、残り物整理のために仕方なく久々に作ったのですが
オリーブオイルでベーコンとほうれんそうを炒めて、バターも加えて
塩こしょうで味付けして…実家で食べたものより自分好みの味にできました。

フライパンにいっぱいの生ほうれんそうが…

炒めるとこのかさに。

子供は葉物は食べないだろうと、一人で食べるつもりが
上の子が「おいしそう」と興味を示し、下の子もベーコンだけつまみ…
結局半分以上は子供が食べてしまいました。。。

早速翌日もリクエストをされたので、また材料を買いに行くことに。
子供が気に入ってくれたんなら作り甲斐がありますね。
思いがけず思い出のメニューが受け継がれた瞬間でした。

私のように今一つな記憶でなく、好物になってくれたらよいけど。
今後も時々は食卓に並べてみようかな。

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