元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

雇用形態いろいろ

私は今東京のヘッドオフィスで働いているのですが
ヘッドというだけあり社員もたくさんいて、各部門の人達が集まっています。

それだけ人が多いと、社員それぞれの働き方は色々です。
マウンティングのようなものもないし、分け隔てなく粛々と職務を全うしている。
地方の人数の少ない支店よりも多様性に寛容なところはいいですよね。

そして働いている人の雇用形態も様々。
正社員、契約社員派遣社員、業務委託…

私のデスク周辺にいる人たちは派遣社員契約社員が多いのですが
正社員でないからと変に遠慮することもなく、出るべきところはしっかり意見もして
しっかり働いていらっしゃるなと感じています。
「給料分以上の担当外の仕事はやりません」ってのはあるでしょうけど…。

というか、正社員でないのが不思議なくらい重要な業務を担っていて
残業もそこそこされている方もいるので
正社員なのにだいぶんセーブしている私、立場なし…って思いに駆られるんですよね。

雇用側(ウチの会社)の事情もあるのかもしれないけど、
もし正社員登用のチャンスがあったら、受けたいと思わないのだろうか…。
責任はさらに増えるだろうけど、待遇も契約や派遣とは大きく違うだろうしね。

私が知っている中で一番キャリアアップした人は派遣社員として働き始めて
正社員になり、管理職までステップアップ。
そして今は海外のオフィスでバリバリ活躍されています。女性で。
そもそもご本人が大変優秀だったというのと、キャリア志向も強かったのもあり
理想的な(?)出世ルートに乗ったのだと思いますが、こういうケースはほんと稀。

昨今の人手不足もあり、60歳の定年を迎えた後も契約社員として再雇用されて
重要な戦力として引き続き仕事されている方も数多くいらっしゃいます。
そういった方は定年時の年収がかなり大きいために、
契約に変わった時との落差が激しいようで多少の不満はあるようです(笑)
それでもそうやって少々の責任から解放されて働き続けられるのはいいよな。

リーマンショック直後の派遣切りとか、頻繁に聞かなくなって久しいけれど
派遣も契約も先行きの不安はあるだろうし、ホント正社員だって安泰じゃない。
育休から明けて常々思っています。

会社から必要とされ続けるように一生懸命仕事をすると共に
つぶしの利くスキルを身に着けるのも必要ですね。
 

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ちょっと古い作品だけど、改めてじっくり観たいなあ。