大人気の『逃げ恥』もうすぐドラマも終わってしまいますね。
原作コミックも年内に最終回を迎えるらしく、ホントにロスになりそう。
タイムリーに見れていないのですが録画して全部チェックしています。
全11話?で原作の内容をすべて盛り込むのは無理なので
多少オリジナルのストーリーとしてアレンジが加わるとは思ってました。
だけど、ドラマの脚本ほんと上手!
原作のエピソード、順番こそ違えどふんだんに盛り込まれていて
ドラマ見るたびに「おおっ」っと反応してしまいます。
注目の新キャラクター
前回の放送で初登場の”ポジティブモンスター”こと五十嵐安奈。
ドラマと原作でだいぶんキャラの雰囲気が違ってました。
テレビに出ていた五十嵐さんは、いかにも恋愛体質な女子!って感じだったけど
原作の五十嵐さんはこちら。
ボーイッシュでもうちょっと落ち着いた雰囲気。
ちなみに、原作では平匡さんと五十嵐さんとの接点はありません。
みくりちゃんは恋のライバル登場?みたいな心配してましたけど。
最初こそ、イケメン風見さんはいつものごとくのらりくらりかわしていたのですが
ポジティブすぎる態度にやや調子が狂っているご様子。
このやりとりのウザい感じ…
怒っているのに空気を読まないポジティブ返し!
このあたりのシーンもドラマで扱われるのかな?
ただなー、原作でのウザい感じをドラマ出すには、尺が短すぎる!
ドラマだと肉食系女子どまりだ。
リアルにいるポジティブモンスター
この五十嵐さんの立ち振る舞いを見ていて…
現実世界にこういう人っているよな、と思いました。
実際に、私の会社にも居るんですよねー。
私と同じくらいの年ごろの女性社員で。
『逃げ恥』のお陰で、彼女を形容する言葉として
「ポジティブモンスター」がしっくりくるなと思ったのです。
現実世界の彼女は、恋愛面に関してポジティブということではなく…既婚者なので。
業務に対して前向き、ひた向き、一生懸命。
良く言えば天真爛漫で声も大きく元気いっぱい。
社内的にも好印象だと思います。
頭の回転も速くて、仕事も優秀なのですが…
私は正直…こういう人が苦手。
ポジティブでないことを否定されるというか…
さらに時々空気を読まない言動もあり、イラッとすることも。
これも社内での自分の立ち位置を守るための行動なのはよく分かる。
こうすれば社内での印象がよくなるってのを理解してますね。
人によって態度を変えるなど、計算高いのが見え見えだと嫌われますが
この人はそれを感じさせないのがすごい。
上にいるオジサン達も単純だよね~なんて思っちゃいます。
ただし、同世代で似たような思考パターンを持つ私からすると
打算的なところが見え隠れしてしまうのです。
だからでしょうね、なんとなく苦手意識を持ってしまうのは(笑)
私は冷めた性格なので、気持ちが沈んでいる時は元気がないそぶりも見せるし
人によっては暗いとか、やる気がない様にもとられるかもしれない。
お偉い様方は彼女の様な態度に好印象を持つので
それを私や他にも求められるのが良い迷惑。。。
そもそも、何考えてるか分からないくらい
ずーっとポジティブでいるのって疲れますよね?
彼女のような態度を取り続けるなら、私は1週間も持たない気がする。
今回の私の転勤にちょっと関係がある人物なので
身バレしない程度にまたこの人のことも記事に書こうかな。
以下余談。
そもそも契約結婚がテーマという時点でフィクションなのですが
海野つなみ先生の『逃げ恥』における作風は、やけにリアリティがあって
今までの漫画になかったものを感じます。
みくりちゃんや他の登場人物の独白とか、
キャラクター同士の会話とか。
飾らない普段の私たちの日常生活の表現そのまま。
ドラマ版ではこのリアリティが薄れてしまってるかなーと思います。
これは演技になっちゃうんで、仕方ないところもあるのですが。
コミックにちょいちょいでてくる下ネタも、
公共放送だからか全て無難な表現に代わってますね。
かといって原作がいやらしい表現というのでなくて、
むしろ他の女性コミックよりは描写は健全かと。
こういうところに切り込んでくるのは新鮮。
うーん、言葉で説明するのは難しい。。。
是非、原作コミックを読んでみて下さい!
【関連記事】