元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

tea tourism

このところゴールデンタイムに地上波のTV番組を観るのが難しくなりました。
夕食・入浴後は子供にYouTubeを見せる時間になったのと
子供の寝かしつけと同時に私も寝るようになってしまったので。

そんな中、たまたま久しぶりにフジの日曜夜のニュース番組を観ました。
佐賀県・嬉野で取り組んでいるティーツーリズムという観光事業。
うっすらどこかの特集を目にしたことはあったけど、詳しくは知らず。
嬉野は以前仕事で時々行くことがあり馴染みのある土地なので注目してしまいました。

詳しいことはネット記事を見る方が早いです。

県内では一番のお茶の産地だけど、全国的には他の大産地よりマイナー。
そして温泉地でもあるけど、全体的に寂れている雰囲気は否めなかった。


目玉のお茶と温泉はとてもクオリティが高くて行く時はひそかに楽しみで。
役所の入り口にある無料の給茶機(誰でも利用可)のお茶もめちゃ旨。
お安いパッケージを提供しているところもあってビジネス利用には便利でした。

私が通っていた当時も、日本茶の産業はキツいという話は聞いたことがあって
農業全体も大変といいますが、お茶の様な嗜好品の部類の産物は余計儲からないとか。

今は新幹線の開通で外国人観光客も増えていると聞きます。
そういったインフラの整備もきっかけになったのでしょうけど
お茶を観光資源にするという視点がとても面白いなと思いました。
タダで振る舞うものという固定観念からの脱却というのが斬新。

そのティーツーリズムのお値段は大衆向けでなく、贅沢なのだけど
利用者は結構多いというし、見てて体験してみたいなともちょっと思いました。

何が言いたいかというと、こういう発想の転換を仕事でもしてみたいなというのと
過疎っている私の地元でも起爆剤的な何かの取り組みがあれば…と思ったり。
私がリードしてやりたいわけじゃないけどね。

また近くに行く機会があれば、嬉野がどう変わったのか見てみたい。