先日、感染者ゼロの続く岩手県で、地元に帰省していた妊婦さんが破水して
現地入りして間もないということで立て続けに病院の受け入れを拒否されたのが
ニュースになってて病院に対する批判もありましたが
これ、最初の報道だと十分背景が明らかにされてなくて
どういう状況だったんだろう？と気になってました。
その後の追加情報によれば、妊婦さんは里帰り出産のつもりでなく
単純な地元への帰省だったみたいですね。
今の居住地に戻って出産のつもりが、想定外で破水してしまったと。
帰省したのが35週目…微妙な時期ですな。
これはねー、妊婦さんご本人も気の毒だとは思いますよ。
大手の航空会社だと出産予定4週前までは診断書無しに搭乗してもいいルールだし
臨月に入る前だから大丈夫でしょ…ってのはあったのかもしれない。
遠出を避けるに越したことはないけど、どうしても帰省する必要があったのかな。
身内の葬儀とか…私も移動距離によっては決行してたかも。
でも結果的に岩手の医療機関を混乱させてしまったのだから
この状況をふまえて慎重になるべきでしたね。
コロナ以前に、飛び込み出産は嫌がられますし。
少し過敏な感じもするけど、医療機関の対応は間違ってはいなかったのかな。
ということで、今各地方で感染対策として要請されているのが
「感染拡大地域から移動後、2週間の隔離・健康観察」をすること。
まるで海外からの帰国者並みに厳しい印象ですよね。
ちょっと前までは我々も厳しすぎるのでは？と思ってましたけど
地方は首都圏から人がやってくるのをとても警戒しています。
この2週間縛りがあることで、「いっそもう来ないで」ってのを表しているのかと。
義実家も、この2週間隔離を徹底順守しております。
私が帰省した時もそうですし、夫も同様の対応でした。
出産に備えて、夫も少し前倒しで帰省してくれているのですが
実家には近寄らず、ビジネスホテルで完全隔離しています。
体調は万全だし、普段の感染対策もかなりやった上でこの厳しい管理。
夫も私も手洗いしすぎてガッサガサ。
こんな具合なので、前回の里帰り産褥期の様に
週末にちょこちょこ帰省して顔を見に来る、ってのができなくなっています。
仕方ないと頭では分かっていても、なんとも世知辛いですな。
まさか、こんな事態になるなんて数か月前には想像してなかったよ。
今回はGWに差し掛かるというのもあり、夫が少し早めに休みを取って
実家近くのビジネスホテルで隔離生活をしています。
もう少しで喪が明ける予定なのに、突然義父さんが
「やっぱり20日くらい隔離した方がいいんじゃないか」などと言い出してます(-_-;)
おいお～い。完全にワイドショー漬けの影響です。
予定日付近での出産になれば、それまでには十分健康観察もできているはず。
それでもGW中は観光地はおろか商業施設にも行けず、
静かに過ごすことになりそうです。
せめて、おうちでバーベキューくらい出来たらいいのにな。
