先日帰省して実家の片付けをした時の話。
片付けが一番の帰省理由ではあったのですが、
出産後初めての帰省だったので子供の顔を見せる目的もありまして
皆に子供のお披露目をしてきました。挨拶程度だけど。
そこで私の母親が何か助けになろうと思ったのでしょうね、
色々と子育てのアドバイスをしようとしてくれてました。
(今までほとんど妊娠出産の相談はしてなかったので)
だけど…その内容が私たちが産まれた当時の実践方法でして…
今となっては修正されて変わってしまったことばかりです。
「そろそろ果汁も飲ませる頃じゃない?ミカンの汁を絞って…」
夫も私もポカーン。
↑の様な育児方法が過去にあったのは私も知ってます。
今は母乳やミルクの栄養状況も改善されてきているので、
離乳食開始前に果汁を与える必要は無いともいわれています。
『たまごクラブ』なんかには過去・現在の常識比較と
研究データをベースにしたコメントが載ってますからね。
里帰り中、お世話になっていた義母さんも色々と思うところはあったのでしょうけど
時代が違うというのを踏まえて、あまり口出しせずに一歩引いててくれました。
それは一緒にいる時も感じてた。
なのに…ウチの母…遠慮なしです。
特に否定することもなく聞き流しました…。
まあ、悪気も何もないし、実際に昔はそれが当たり前に指導されてたのだから。
昔の育児書にもそう書いてあったんでしょう。
ということで、片付けの話にちょっと戻りまして。
長年モノを溜め込んで、とにかくものの多い実家には歴史的資料もたくさん。
ありました、私が産まれた頃に買ったであろう育児書…!
これに果汁に関する記載もあるんだろうなと思いながら探してみました。
書いてありますね…2か月頃に与えるのを勧められている。
それも種類を増やしてみましょうですって。
その他ちょっと違和感のある記述もちらほら。
きっと私もそのくらいの時にミカンの果汁とか飲まされていたんですね…。
そして、何より衝撃的だったのがこれ。
写真の真ん中付近に注目。
生後1、2か月の赤ちゃんにはちみつ湯だと…?
ほとんどの方はご存知でしょうけど、1歳未満の子にはちみつはNGです。
抵抗力のない赤ちゃんでは乳児ボツリヌス症になる危険性があります!!
今では市販のハチミツのラベルにも書いてあるし、死亡事故もありましたからね。
なんか…ここまで違うとカルチャーショック以上のものがあります。
これを見て命を落とした子がいなかったことを祈ります…。
時間が無かったので詳しくは読んでませんが
他にも今では「えっ!?」て内容が書かれてそうだなー。またいつか読んでみよう。
この本は捨てられませんでした…(笑)