元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

器用貧乏は損か得か

ちょっと前に、勤め先のお偉い様と個人面談がありまして。

目的は今回の人事異動に関連してということだったのですが
一応、人事が用意した質問表通りに形式的にやっているだけ…。

その際、面接者の方から「将来的に専門職と管理職どう進みたいのか」と聞かれ
ちょっとだけ回答に手間取ってしまいました。
キャリアプランの方向性を話すにしても今更感…。

自分としては、ある特定のスペシャリストになりたいと思っている(いた)のですが
タイミングやその時その時の状況に翻弄されて、異動を繰り返してきたので
結局今のところ専門性を高めることなく、広く浅く経験してきただけ。。。
見方によっては使いものにならずにすぐ異動させられる様にも感じます。

私は自分自身、器用貧乏なタイプなのだと思います。
そうはいっても何でもソツなく器用にこなしている訳でないです。
そんなに要領よくないし、どちらかというと不器用。
サクサクとこなすその道のベテランの仕事ぶりを見ては凹みます。

結局さ、今回に異動に関しても、育休から戻ってきた同僚含めて
誰かを人不足の部署に出さねばならないとなった時に選ばれたのは私。
まあ、自分でもそうなるだろうとは思っていたけどさ。

他のメンバーはそのチームでは私よりも経験値が高くスペシャリストと言える。
だからこそ動かせない。専門家は他業務の経験ないから…。

そんな訳で、専門性は低くとも浅くも経験のある私が飛ばされる。
人員配置を管理する側にとっては都合の良い駒なのかもしれません。
北海道に飛ばされた時も…少し事情は違ったけど、私が一番動かしやすかったからだ。

そんな自分の器用貧乏ぶりが、時々嫌になります。
スキル範囲が狭い人の方が異動を免れて羨ましいな…。
同僚にも異動が多いことについて愚痴ってしまいました。


「色々な部署の仕事に対応できるのはすごい」なんてなだめられたけど
私はひとつの部署でもっと腰を据えてスキルを磨きたいんだよ~!!
実際2年単位で転々とするのは皆嫌でしょ?

…と、思いの丈をここに綴っておきます。