モノを捨てるのと同じように、習慣を変えたりやめたりするのも
痛みが伴うなという話。
北海道に居た頃、当時の直属上司ともたまーに話をしていたのですが
限られた人的・経費的リソースで無理なく仕事をするためにはどうすべきか?と。
そうそう簡単に人員を増やしたり、経費を多くふってもらったりできないという中で。
その当時、私はだいぶん気を回してもらっていた方なのですが
人よっては本来適切な仕事量の1.5倍とかをタスクとして課されていたりして
繁忙期のピークには残業や休日出勤が常態化してました。
というのも、人員が減ってるのにそれ以前の業務をやろうとしてるから。
これではみんなヘトヘトです。
ふたを開けてみたら、前例踏襲的にずっと継続している会合とかイベントとか
やることが目的になってる儀式の様なものが結構あるんです。
もちろん、顧客との関係強化という意味では意義はあるんですが
全てが全て、継続する必要があるのかな?なんて私も思ってました。
松下幸之助の著書?にも「節約だけでは大きなコストカット効果は期待できない」
と書かれているそうです。
やるなら今まで続けていた事をやめてみるくらい覚悟がないとね、と話していました。
しかし…私の上司も気ぃ遣いな方でして…慎重派の支店長にはあまり強く言えず。
結局はほとんどの会合やイベントは継続のままとなってました。
もちろん仕事上のことだけでなく、私生活でもそういう場面によく当たりますね。
例えば、毎日やっている洗濯。何も考えずにできる作業だけど
1日でもサボるとすごい量の洗濯物がたまるし、家事の中ではそこそこ負担に感じる。
干して、畳んで、仕舞って…これも労力削減しようと思えばできそうだよな。
もう畳むのはやめるとか、ハンガー掛けっぱなしにしちゃうとか。
それじゃ、どういう仕組みでこれからやってく?
って考えるとめんどくさくなって思考停止してしまう。
今はさ、コロナ対策という大義名分というか、大きな強制力があるお陰で
これまでの習慣を変えざるを得なくなってきてる。
重い腰をあげて、色々な習慣が変わり始めてますしね。
そういう意味ではポジティブに捉えられることなのかなと。
特に公的サービスはもっとスピード感もって、オンライン対応とか
どんどん利便性をよくしてもらいたいもんですね…。
こういう状況でも、まだすごい鈍足だよな。
私自身も一歩踏み出せずに変えられていない事がたくさんなので
変化を恐れずによりよいライフスタイルを目指したいものです。