年末年始の食事について、思ったこと。
「この日はこれを食べよう」っていう習わしはどこの家庭にもあるものですよね。
今まで単身赴任で別居していたので、気づかないことも多かったのですが
年間行事との付き合い方って家々で異なるものなんだなあと、改めて感じました。
例えば、大みそかは私の実家ではすき焼きを食べるのが定番でして
私も未だにすき焼きを食べないと年を越せない思いがなくはない…(笑)
これは私の実家だけでなく結構どこの家庭でもすき焼きやることが多いみたいですが
夫の実家では全くそんな習慣はなかったそう。
その代わり(?)、年越しそばは大きな海老天をのせて豪華にしているそうで。
大みそかのメインディッシュが年越しそばらしい。
私の実家ではかしわ入りのおそばを半玉あっさり食べる程度。
夫は海老天がのった蕎麦でないと気が済まないらしい。
夫と私はそれぞれ離れた地方の出身でして、
生まれ育った地方の文化の違いにもよるところが大きいとは思いますが
多分↑については家庭レベルの違いなんでしょうね。
それぞれのこだわりポイントを合わせまして、
大みそかはすき焼きをやって海老天のせ年越しそばを食べたら
お腹いっぱいで胃もたれしていたのが1年前の話。
なんでも合わせりゃいいってもんじゃないですね(汗)
この年末はやはりすき焼きでお腹が膨れたので
そばは「どん兵衛」の鴨だしそばにしました。夫はやや不満そうでしたが…。
あと年明けの食事で。
夫は「七草がゆ」を食べたことがありません。子供の頃からずっと。
どうも義母さんが好きでなかったとのこと。
よくある話ですよね、自宅の食事は料理当番の好みに左右されるというのは。
ウチも母が嫌いな食べ物は出てこなかったな。
しかし七草がゆ食べたことないとはね。
私は実家でも必ず毎年食べてましたし、一人暮らし初めて以降も
ほぼ欠かさず毎年一人で作って食べるほどです。
「雑草なんか食べたくない!」と…
頑なに食わず嫌いな夫、おそらく作っても食べないだろうなと思ったので
お粥のかわりにこんなものを用意しました。
使用途中ですが、七草入りのふりかけ。
お粥でなくて白飯にぱらりとかけて、これで良しとしましょう。
ほとんどちりめんの味だったので、普通に美味かった。七草らしさはあまりない。
これ食べた後で、子供の離乳食に七草がゆやれば良かったなと。ちょっと後悔。
我が家の食卓文化は、夫の実家とも私の実家とも違うものになるんだろうな。
さてさて、どうなっていくかしら。