元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

企業主導型保育園を見てきた

保活の手を広げてみる


相変わらず厳しい保育園戦線。

わずかな希望を信じて、認可保育園の下見などを進めておりますが
役所の担当さんにも認可園内定の難色を示され、
全敗した時の受け口として認証園対策を先にやっておきました。

認証園もかなり狭き門なため、少しでも可能性を増やせるよう
企業主導型保育園も候補に入れて保活をしています。

役所から園についての情報をもらい、
早速、通えそうな範囲内にある園をひととおり見学してきました。
見てきた印象や感想などを書いておきたいと思います。

「企業主導型保育園」とはなんぞや?と言う方はネットで調べてみて下さい。
今回は説明割愛します。

細かい運営上のルールは把握しきれていないのですが
分類は認可外保育園の範疇にあり、自治体の管轄とは独立しています。
なので自分の住んでいる自治体以外でも入園可能(色々条件あり)。
たとえば、職場すぐ近くとかね。

いくつか園を見学してきて、私個人としてはとても好印象でした。
小規模かつ経営母体が企業ってのもあるのかもしれないけど、スタッフさんが親切。
私の居住エリアの認証園は人手不足なのか、どこもそっけない感じで…。

↓に企業主導型保育園のメリットデメリットを書きます。

メリット

・保育料が比較的安い
認可外でありながら、国から助成が出ているので保育料がリーズナブル。
園によって金額は違いますが、認証園よりも安くなるのでは?というところも。
あと、企業の母体があるということで、CSRを意識しているのか
痒い所に手が届くサービスもあったり。例えば、オムツ支給とか。
保護者の負担軽減という姿勢がとても感じられました。

・アットホーム
企業主導型はどこも目の届くこじんまりとした園が多かったです。
まだ小さいうちは小さな園に預けるのもいいのかな、などと思ったり。
保活事情の厳しさに、同情的というか気持ちを寄り添ってくれて
私個人的にはスタッフさんの対応が好印象でした。
「保活、頑張ってください!」って言ってくれたし(笑)

デメリット

・3歳以降再度保活が必要
ガイドラインでは対象年齢については特に取り決めがあるわけではなさそうですが、
実際には2歳児までの預かりの園がほとんどの様です。
あと保育園って20人以上と19人以下で設備の条件が変わるみたいですね。
そもそもが企業主導型では大人数受け入れを想定しているようではないので
ほとんどが定員19人までの小規模園しかありませんでした。

まあ、0~2歳児の受け口が不足してるから、それでもありがたいのだけど…。
ということで、3歳にあがったらまた違う保育園を探さなきゃならないのです。

・会社への依存度が高くなる
企業主導型への入所は地域枠(園の近隣住民)と従業員枠(会社が契約)がありまして、
そもそものコンセプトから、従業員枠で入るのが望ましいんですね。
実際には地域枠で子供を預けたい人が多いそうで、従業員枠の方が有利とのこと。
私の勤め先は従業員枠になるよう契約進めてくれるそうなので、
こちらで申し込みをしようと思っています。
つまり、保育園に入れたとして勤務先が絡んでくるため、もし…万が一転職となると
この企業枠というのがちょっと厄介になりそうです。


・認可外ということ
企業主導型はなんだかんだで認可外なんですよ。
保育環境の安全性については園によるし、認可外だからダメってことはない。
だけど、私の居る自治体は認可外に預けるポイントがほとんどつきません。。。
環境は同じなのに認可小規模園と比べてもディスアドバンテージ。
つまり、3歳転園時の保活がちょっと不利になるということですね。


以上です。
保育園のことって、実際に産休入って自分で活動するまで何も分かってなかったな。
認可・認可外くらいしか知らなかったし。
ようやく全体像が見えてきて、如何に東京の保活が厳しいか把握できました。

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オムツを並べて100日祝いアート。
子供も順調に育ってきていてホッコリ…なんて言ってる場合じゃない。
来月には認可園の申し込みも始まるんだよな!超焦る。


とにかく前進あるのみです。がんばろう。

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