元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

きちんと生きなければ、と思った。

久しぶりにリアルタイムの更新になります。
今日は中国地方の某空港よりこんにちは。
これから羽田で乗り継いで北海道へ向かいます。

突発的な帰省に始まり、あらかじめ予定されていた東北出張を終え
労働組合の用事を済ませてようやく帰宅の路です。

実家帰省→東北出張→札幌までの間の公共交通機関、数えたら乗り換え17回。
産婦人科の先生や助産師さんもドン引きのスケジュールでした。
いくら活発な安定期とはいえ、こんな無茶はしてはいけません。

さすがに私も心配だったので一旦札幌に戻った時に検診予約入れました。
こんなハードな移動を繰り返していたのに、胎児の経過は順調。
だから良かったね!で済ませてはいけないのですが…。
負担かけてゴメンよ…今後は無理な移動はしないよ…多分。


さてさて、バタバタしていた日々もとりあえず落ち着きそうなので
ここ1週間のことについて書こうかなと思います。



ちょっと暗〜い内容になりますので、読みたくない人はスキップして下さい。






実は先週、実家の祖母が旅立ちまして。葬儀の為に帰省していました。
遠方というのと私の体調を心配して連絡を躊躇していた親でしたが、
別から知らせが入り、仕事をほっぽり出してすぐさま地元へと駆けつけました。

とはいえ私の地元は西日本の田舎。
札幌から向かうには飛行機新幹線うまく乗り継いでも1日しごとです。
しかも3連休にかかってしまい、当日予約でも飛行機の空きがほぼ無し。
ギリギリで1席だけ空いていたのをすぐに予約。
乗り継ぎに東京一泊しましたが、なんとか葬儀には間に合いました。
良かった。。。

90半ばだった祖母。
同僚達には「大往生だね」と口々に言われましたが
100歳超えても誰よりもずっと長生きしてると思っていたよ。
葬儀に来ていたご近所のご年配の皆様も、弱りながらもまだみんなご健在で。
まさかうちの祖母が先にいってしまうとは。
そのくらいバイタリティのある祖母でしたが、半年くらい前から体調を崩し。。。
それからは早かったなあ。

きっと祖母は寂しかったんだろうなと思います。
色々と私の実家は問題がありまして、現在機能不全状態に…。
きちんと葬儀もこなせるかと心配していたほどです。
そのせいで私含めて孫や人の足が遠のいておりました。
私ももっと会いに帰ってやるべきでした。

 

最後に顔を合わせられたのが祖母が入院していた去年の秋口でした。
ひ孫を見せられなかったのは悔やまれるけど、きちんとお見送りできて良かった。
しっかりと命のバトンを受け取った気がしました。

ふと気が緩むと涙が出そうになります。

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いつかの夏の日に実家の庭に咲いていたハイビスカス。

まずは元気な子供を産んで、また会いに行きます。
頑張るからね、応援しててね、ばあちゃん。