元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

便乗値上げというべきではない

子供の保育園、来春から保育料が値上がりすることになりました。
やっぱりきたかー。

つい最近園からお知らせのお便りをいただいたのですが、
保育無償化が値上げの背景にあることが(あと消費増税)記載されていました。

f:id:tsumatan:20191222232808j:plain今回始まった幼保無償化は自治体により内容に若干の差はあるものの
大筋としては認可も含めて、無償化対象は一部を除いて3歳以上なんですが、
子供の保育園、当然のごとく0歳クラスから値上がりになるとのこと(涙)
無償化の恩恵がない我々には、この値上げは手痛いところであります。

ネットのニュースでも既にちらほら話は聞いてました。
これは無償化に伴う便乗値上げなのでは??と。
今まで負担のなかった給食費が実費負担になって支出が増えたとか
文句を言っている人の声もありましたし。

子供の保育園の値上げ話を表面的に聞いただけでは、同じように
「便乗値上げ??」って思ってしまいそうになります。
が、内情としてはそんな単純なものではないんですよね。。。

具体的な内容は詳しく知りませんが、認証保育施設のケースでは
無償化に伴い、今まで保育園が直接受けていた行政からの補助金が減って
保護者への直接給付される仕組みにシフトしているとのことでした。

確かに、今までだって、我々が支払っている保育料の額から見ても
園児の人数の総収入だけでは保育園の運営経費と
職員の賃金すべてを賄える額でないことはざっくりイメージしていたので、
ある程度の助成が入っているんだろうなと思っておりました。

それが減らされるのであれば、保育料に転嫁するしかないですもんね。
従来の保育の助成にまるまるプラスオンされるわけではないんだ。

懐は痛いけど、仕事している間に保育サービスを受けている身としては
感謝こそすれもっと手厚く見ろ!なんて文句を言うことも無い。
むしろ、保育士さん達の待遇をもっとよくして欲しいと思ってる。
そのための負担なら納得して受け入れますよ。
ほんと、無償化でなくてこっちにコストかけてほしかった。

結局、今回の無償化は全員に恩恵があるわけではなくって
運よく認可保育園に入れた人だけが一番得するんだなと思いましたよ…。