独身時代は東南アジア中心に、日本からさほど遠くない国へ
旅行に出かけることが数少ない非現実の楽しみでした。
そのたびに現地で自分用と他人用とお土産を色々買ってましたが
アジア諸国のお土産って、だいたい似たり寄ったりで
それもあまり質がよくないことが多いです。。。
観光地の地名やランドマークがプリントされたシャツや置物、
明らかに日本のアニメキャラパクリの粗悪な遊具など。
たまーにガイドに誘導されて
高値の工芸品買わされそうになることもあるけど。
現地の土産売りも一生懸命買わせようとしてくるけど
売る側も売る側で、もっと人気が出そうな土産物を作ればいいのに!
いつも思っています。
まあ日本国内でも然り…しなびた観光地によくある
ご当地者でも何でもないお土産。今でも売ってあるのが不思議。
刀のキーホルダーとか、フェレットのしっぽみたいなのとか…。
売れ行きがどのくらいなのか気になります。
海外旅行で私が自分用によく購入していたのがストールです。
数多くの低クオリティな土産類の中では比較的マシだったから。
現地の伝統的な模様やデザインなら、買ってもいいかなという気になるので。
だけど結局、ストールってそんなに身に着けないんですよね。
日常生活で、ファッションアイテムとして使うほどオシャレでもないし。
外出先で日差しが強かったり寒くなったら羽織るとかその程度。
何枚も持っていたけど、手放して今は1枚だけ。
カンボジアのクメールシルク工房で買ったもの。
触り心地から多分これはシルクではないと思うのですが。
売店の中では安い方だったからおそらく綿か麻だろうな。
日本人の方が心血を注いで伝統工芸を再興させたとのこと…。
現地価格からしたらかなりお高いんですが
こういう想いがあるものづくりは素敵です。
そういうわけで、数度の断捨離を経て手元に残っています。
実際こちらも使う頻度は少ないんですが、今後も大事にしたい品。
安いものをたくさん買うよりは良いものをひとつというのは
旅先でのお土産にも言えるのかなーと思います。
食べ物みたいに消費するものでない場合は。
ただし、こういうのを旅先で発見するのは難しいですね。
時間も限られてるし、何か買わなきゃ!って焦ってしまって。
最近は夫の海外出張のお土産も極力食べ物とかお酒だけにしてもらってます。
あとはマグネット。このくらいなら場所も取らないので…。
だいぶん増えてきたなあ。
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