ゴールデンウィークのこと。
夫の実家の庭先でバーベキューをしながら団らんしている際に
義母さんが日常の一コマを写真に撮りたいと言っていました。
なんでも、飾らない普段の姿で遺影を残したいんだとか。
突然の申し出にちょっとびっくり。
ことわっておくと、義母さんはまだアラ還でお若いですし
生活に支障が出るような重い持病があるというわけでもありません。
毎日休みなく家事をこなしながら
わんぱく盛りの甥っ子たち相手に、毎日遊び相手になるバイタリティの持ち主。
いたって健康体です。
…というのは私の印象なんですが、夫曰く体はそんなに強くないとのこと。
夫も病弱体質であるから、風邪をひきやすいとかそういうことなのかな。
いずれにしても、ちょっと気が早い感じもするけど
元気なうちに人生の締めくくり?の支度をしておきたいという
義母さんの気持ちが見えて感心したのでした。
時々義母さんは家にあるものを少しずつ処分して、
老い支度をしているんだと言います。
元々が物をたくさん持つのが嫌だそうで、夫の実家はスッキリしています。
夫が子供時代の思い出の品や家財道具はごく一部しか残っていませんし
今必要なものだけで生活しているといった感じ。
そういう義母さんの姿勢は素晴らしいなあと私も常々思っていることろです。
私の実親にも本当に見習ってほしい…収納という収納は全てパンパンだし。
ま、年配の世代は物を大事にと言われてきたのですから
使えるものを捨てるのは罰当たりとか、そういう感覚が普通で
義母さんのように物を持たない主義は珍しい方なのかもしれません。
一方で、子供へは色々お土産持たせてくれたりします。
帰省時にお洋服買っていただきました。
ちょっとお高いブランドのやつ。ありがたい。
写真の話に戻りまして…たまたま私が一眼のカメラを持っていたので
庭に並んで集合写真を撮ろうということにしました。
なかなかコントロールの難しい年頃の甥っ子たちを
じっとさせておくのは苦労しましたが…(笑)
私も引き続き、シンプル生活を目指してモノを減らそう~っと。
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