元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

平成30年北海道胆振東部地震

今回の北海道での震災の正式名が↑の様に決まり、
胆振…たんしん?」と読み方に戸惑った人は少なくないはず。【いぶり】です。
とはいえあまり印象に残りにくい呼称だなあ。

…と余計なことを言いました。そんなことはさておき。
この春まで札幌市民だった立場として、何か言及しないわけにはいかない。
昨日の早朝にニュースを見てびっくりしました。

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※ヤフーの特設ページより。
もともとこういう地形だったんじゃないかというくらい
山土が崩れ落ちてしまっている…。



北海道の支店の同僚達は無事なんだろうか…気になる。

きっと今日は出社もままならないから支店には誰もいないだろうな。
同僚の携帯に連絡を入れるのも…停電でバッテリーの持ちが気になるでしょうし
私よりも他にやりとりを優先すべき相手がいるはずだから
こちらから電話やメールをすべきではないかな…。

とはいえ何も伺いをたてないのも冷たい気がする。

こんな感じで自分の中でせめぎ合い、結局メールを入れました。
「返信しなくていいので今後も気を付けて下さい」てな具合で。
そしてやっぱり返事をいただきました。気を遣わせてしまった。

みんな営業の外回りで全道バラバラ動き回っていたようだけど
札幌に居た人達もそれ以外のエリアに居た人達も全員無事だったよう。ホッとした。

現地の中継映像を見ていると、現場の混乱具合が伝わってくる。
食料などを求めてスーパーや量販店に並ぶ人達。
大きくひび割れた道路に、液状化した路面に埋もれる車…。
それに夜中の地震だったから本当に驚いたことでしょう。


私が北海道にいる間も、取引先とたびたび災害の話題が出ることがあった。
みんな口々に「北海道(札幌周辺)は地震無いからね~」と言ってました。

実際に長いこと大きな地震なんてなかったし
関東や東海みたいに予測による注意喚起もなかった。
だから地震に対する備えの意識は低かったんだと思う。
そもそも北海道って豪雪以外の災害には弱い気がするんだ…。大雨・台風とか。

道路も、もともとの土の上にアスファルト敷いただけな感じだから
そんなに丈夫ではないんだと思います。
除雪作業で路面傷みやすいし、道路の舗装もしょっちゅう直してるしね。

かくいう私も、もし今も子供を抱えて札幌に残っていたとしたら…
地震はこないだろうという油断の下に準備不足で焦っていたと思います。
いつ自分の身に降りかかるか分からないと心構えしておくべきですね。




それから、2年足らずだったけど北海道に住んでいた身として。
こういう言い方をすると不謹慎かもしれませんが…、

真冬にこの震災が発生しなくて本当に良かったね。

雪の降る時期だと被害はこんなもんじゃなかったと思うよ、マジで。

地震による雪崩の心配だけでなく
電気が使えないと暖房スイッチも入れられませんから…死活問題。
まだ日中半袖で外出できる時期で良かった。
これを機に、災害への備えの意識も変わりそうですね。
私も子供周りの防災用品揃えておかねば。


ともかく、いち早いライフラインの復旧と
これから大きな余震が続かないことを祈ります。
北海道にいらっしゃる皆さん、本当にお気をつけて!!!