元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

入院というか修行か合宿だった

今回の出産にともなう産婦人科への入院を振り返って書きたいと思います。

私、人生において入院したのなんて自分が産まれた時以来です。
(病院で産まれてるので入院というかどうか分かりませんが)

そのくらい健康だけは(あとケガも無し)取柄でやってきましたので
人生初の入院生活。どんなもんなんだろうと興味深々でした。

実際に入院してみて思うのは、お産のための入院って
病気やケガで入院するのとは全く違うものなんだな、ということでしょうか。
あくまで経過にトラブルなく出産を終えた場合の話ですが。



食事について

まず、ご飯がめっちゃ美味かった。

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こちらは産後に提供される『お祝い膳』なるメニューでしてちょっと豪華。
それでも別の日に出された料理も彩りよく栄養バランスもよく考えられていて
毎食ご飯が楽しみだったのが入院中に良かった点です。

別の理由で入院してたらこんな豪勢な食事とはいかなかったですよね?

料理に関しては、他と比較したことが無いので何とも言えませんが
少なくとも私が入院した産院はかなりレベルが高い方だったと思います。
比較的、世界の中では日本の産院の食事はすごいとのことですね。

意外と休めない

出産時の入院って、もちろんお産でダメージを受けた体を休めつつ
新生児と母親の健康状態をチェックするという目的もあるのですが
もうひとつ大きな目的として、育児に関する助産師の指導期間でもあるんですよね。
これが結構忙しくて、診察や健康チェックのほか、
毎日のように何かしらの教室やら説明のスケジュールが。

ママ&ベビー思いのアットホームな産院だったのですが
日中は1時間以上ほったらかしにされることがないくらい
引っ切り無しにスタッフさんから声がかかる。。。
産後のアロママッサージはありがたかったけど
協賛の某メーカーによる調乳教室(粉ミルクの作り方)は正直なくても…とか思った。

出産直後の1~2日は縫合跡の痛みと全身筋肉痛で辛かったけど
出産翌日から母子同室なので、赤ちゃんの授乳&オムツ替えが3時間おき。
もちろん昼夜問わず、です…。
なので細切れにでも寝れる時に寝ておきたかったけど
昼寝をする暇が本当になかったです。

義両親や夫側の親戚も心配して毎日様子を見に来てくれたのですが
「寝てていいからね」と言われても、そういう訳にもいかない…(笑)

出産後は休めない!

結論として、今回の入院は、入院というよりママ育成合宿という感じでした。
産後ボロボロの体に鞭打って、育児の心構えを身につける、みたいな。

覚悟はしていたけど、子供が生まれた時点でゆっくりと
安眠できる生活は終わりでしたね。
出産前に先輩ママの知人にしみじみと言われた

「今の自分の睡眠を大事にしてね。ホントに眠れなくなるから」

身をもって体感中です。

入院中から育児奮闘は始まっていたけど、この入院期間に
色々なサポートを受けられたのは良かったと思います。
不安なことはなんでも教えてもらえるし。
本当に、助産師さんて偉大だなと感じました。

自分で経験してみて、
イギリスのキャサリン妃が出産後7時間だかで退院したというのが信じられません。
無痛分娩ってのもあるんでしょうけど、7時間後なんてまだ起き上がれなかったし。

今は病院を離れての在宅修行中。
来週にはまた検診で子供の健康状態をチェックしに行きます。
色々と悩みや不安も出てきたので助産師さんに聞きまくらねばー。

その辺のことはブログにもおいおい書いてみたいと思います。
(需要なさそうだけど)