元単身赴任妻の日記

「妻は単身赴任中」から出産を機に別居解消しました。

今更だけど罪悪感

北海道を離れる前に、壮行会というかとりあえず区切りということで
同僚の皆さんに飲み会を設けていただきました。

私が札幌に赴任した時もやっていただいたので
また飲み会を開いてもらえるということに恐縮しつつ。

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わざわざ記念品まで用意していただきました。
結婚式あげた時もプレゼントいただいちゃったんですよね~。
同僚もかなり忙しかったでしょうに…心遣いにはホント感謝感謝。

私の勤め先、東京本社においてははサッパリした人間関係なんですけど
札幌の支店の雰囲気はだいぶん違っていて非常に日本的で、律儀な同僚の皆様。
もちろん私だけでなく転勤者には歓迎会・送別会は必ずキッチリやりますし
おもてなしは欠かせません。
それだけやってもらったら、自分もそういう対応を求められるのですが…。


前々から感じてはいたんですが、育休取得者の前例がない職場って
周囲もどう受け止めていいか困惑している感じはよく伝わってきました。
やはり根本的には私のような立場って受け入れられていないんだな。
その辺りは過去の記事をご参照いただければ。

…そんなことを同僚の会話から察してしまいました。
心配するな、大丈夫とは口では言っても全然余裕はないのは感じます。

面と向かっては迷惑だとか、ネガティブなことは言われません。
ハラスメントは本当に厳しいですからね。
だけど、無意識な態度で、歓迎されていないのはよく分かる。。。

私が居合わせていない場所で不平不満をこぼされていることも容易に想像がつきます。
気持ちが折れそうになるので聞きたくはないですけど。

加えて私が休業に入ってもしばらくは人員補充がないとのこと。
もともと私が札幌に赴任する前の人数に戻っただけなんですけどね。
かといって今の業務量を私が欠けた人数で回せるかとうかという。。。
私が赴任してから実際の仕事の量も増えてますし。

当分は東京から時々誰かがサポートに入ってくれるようですが
北海道定住で仕事するのとはだいぶん機動力も変わります。

札幌出社最後の最後まで、申し訳ない気分でいっぱいになりながら
積み残しの業務を片付けていました。
産休に入ったとは言え、仕事メールは普通に受信されるし
私宛のメールもいまだに堪えないし…気持ちまでは完全に休まらないな。
完全スイッチオフするよりは良いのかもしれないですけどね…。

どこで育休から復帰するのか分かりませんけど、
私の居場所がきちんと今の会社に残っていますように。。。


で、産休に入った今の率直な気持ち。

札幌で共に仕事をしてきた同僚のみなさんや取引先の方々。
名残惜しい、寂しいという思いがあるのは勿論です。
だけど…それ以上に脱北できて嬉しい!という思いの方が大きいかも。
なんというか、コテコテ昭和気質な上の方々が苦手だったのと
最後の1週間は客観的に見てもブラックな職場環境でしたので…。

また気が向いたらその辺のことも書きたいと思います。