北海道の危険な遊びのひとつにこんなものがあります。
道の駅スタンプラリー。
まあ、ご存じの方はだいぶん前からこの存在は知っているでしょう。
かれこれもう25年も続いているらしいです。
「道の駅を回ってスタンプ集めれば何か特典があるんでしょ?」
その通りなんですが、さすが北海道というか…そのレベルが高いんですよ。
内容を知れば知るほどこれはヤバい!!と思ってしまいます。
ことの始まりは、私がGWの休みに函館まで花見に行く!と言っていたところ、
北海道居住歴が私より長い先輩方があれやこれやと
函館周辺のグルメ情報を教えてくれたのです。
1泊2日じゃそんなに食べきれない!と思いつつ(笑)
「下道使って函館まで行くんなら、俺だったら道の駅回るな」と。
同僚にやたらと道の駅に詳しい人がいるのですが、
どうやらこのスタンプラリーであちこち立ち寄って来ていたらしい。
まあ漫然と運転するだけなのも退屈だし、私もトライすることに。
まず、スタンプラリーに参加するためにスタンプ帳を買うとこから始まりです。
お値段は200円。
同僚に教えてもらって、私もスタンプブックを買ってみました。
スタンプ台紙ごときにお金がかかるなんて!と思いそうだけど、
これ完成度がなかなか。
実際、道南を一人でドライブした時もスタンプラリーやってる人たくさんいました。
こいつに大の大人達を惹きつける魅力があるのです。
魅力1:コレクター魂に火が付く
それぞれの道の駅ごとに1ページ、スタンプの捺印スペースがあります。
各道の駅、オリジナリティにあふれる色んなデザインのスタンプ。
私の記念すべき第1か所目は中山峠の頂上にある望羊中山。
日付スタンプをうっかり逆さに押してしまった。。。
今まで回った中でスタンプのデザインが気に入ったのいくつか。
またおいおい紹介しよう。
この凝ったスタンプを集めるというのはコレクター魂をくすぐられないですか?
私はとても心を掴まれました\(^o^)/
魅力2:スタンプ集めの賞品
このスタンプラリーに参加するほとんどの人の目的はこれでしょう。
回った道の駅の箇所数に応じてプレゼントに応募できます。抽選ですが。
・チャレンジ賞(スタンプ5か所以上)
スタンプブックのカバー
・ハーフラリー賞(スタンプ50か所以上)
道の駅特産品セットB
・周遊賞(スタンプ80か所以上)
道の駅特産品セットA
・完走賞(スタンプ117か所以上)
道の駅特産品セットS
↑のブックカバーは外すとして…。
道の駅の特産品、欲しいですよね?同僚は昨年だか当選したようです。
しかしチャレンジ賞とハーフラリー賞の間が大きいな。
間に30か所くらいでもうひとつ賞を作ってもいいのではないか。
魅力3:訪問時の特典
同僚におすすめされたポイントのひとつ。
各道の駅ごとにスタンプブックを持って行くとお得なサービスが受けられます。
併設施設の入場割引だったり、ソフトクリームの割引だったり(すごく多い)。
数は少ないですが、お土産が5~10%オフになるところもあります。
じゃがポックルや白い恋人などの有名北海道土産は空港では絶対割引されません。
だけど道の駅で買うとこの特典が適用されてお得に変えます。
これだけでも200円の元は十分とれるんじゃないかと。
魅力4:達成感を味わう
このスタンプラリーが始まった25年前は
道内の道の駅はわずか14か所だったそうですが
年々箇所数は増え、現時点で117か所。もうすぐあと2か所増えるらしい。
この道の駅巡りが一筋縄で行かないのには、いくつかハードルがあるからなんですが
まずひとつは物理的な距離の問題。北海道広すぎて移動が大変!
それに加えて、道の駅でスタンプを押せる時間が限られているということ。
24時間いつでもOKなとこもあるけど
ほとんどが道の駅の土産屋とか食事処の営業時間中にしか押せないのです。
これだけの膨大な道の駅を効率よく回るには、きちんと戦略を立てねばなりません。
きっともう既に色んな考察をしている人がいるに違いない…
と、思ってたらやっぱりいらっしゃいました!
この方は「札幌から下道、日帰りで回る」というのにこだわって
ルートを提案されています。
私は貧乏性なのでこういう取り組み姿勢が大好きです。
無茶な感じもするけど最果てエリアまでよく行ったなあと感心。
これは参考にさせてもらいたいと思います。
せっかく仕事であちこち外回りをする機会も多いし、
移動途中に道の駅があればちょっと覗いてみるのもいいじゃないか。
ただただ広大な北海道の道路を走るだけではもったいない。
私の現時点の達成率は48か所。最低ライン?の50は射程圏内。
1ヶ月でよく回ったなーという感じです。
こんな進捗管理表を作る暇があるくらいならちゃんと仕事してー!って怒られそう。
夏の間に仕事の合間を縫って80まで持って行けたらいいなー。
課題は仕事でも行かなそうな宗谷エリアと釧路・根室エリア。
どれも札幌からすんごい遠いから大変そう。
時々進捗報告もしたいと思います。