以前もちらりと書いたかもしれませんが、夫はあまり物を持たない人です。
「あったら便利は無くても困らない」の信念(?)のもと、
数少ない家財道具だけで一人暮らしをしています。
私が東京に帰った時に二人で過ごすために、
食器等ちょっと物は増えてしまったのですが。。。
片付け力は子にも伝わる
夫がものを持たない生活に慣れているのは、実家の影響があるとのこと。
今は夫の実家はご両親の二人暮らし。
多分築年数は私の実家よりもちょっと古いくらい。
子供たちも巣立った今、家の古さは感じながらも、部屋は綺麗に整頓されています。
例えばキッチン。トースターや炊飯器は使い終わったらすぐに棚へ収納。
さっと片付けられるものは家電でも出しっぱなしにされることはありません。
これには目からうろこでした。
なんでも、特に義母さんが片付けに関しては厳しかったそうで
しつけとして、整理整頓が自然と身に付いたとのこと。
私の今現在の一人暮らしの部屋の惨状を見せたら激怒されるかも…(笑)
義母さんの愛読書
夫の実家に滞在していた時のことです。
滞在中に使わせていただいていた部屋の本棚をふと見ると、
もう20年とか経っていそうな古い雑誌が大切に並べてあったのです。
『美しい部屋』という雑誌。
※画像はお借りしました。
主婦と生活社から出版されていて、もう10年ほど前に休刊となったインテリア誌。
夫の家に行くまで、私はこの雑誌の存在を知りませんでした。
今はもう新刊が出ることはありませんが
義母さんがかつて愛読していた雑誌なんだろうなと思います。
一方で私の母が買っていたのは、『主婦の友』とか『すてきな奥さん』とか。
今じゃ男女差別っぽい響きもしなくもないけど
家計の節約技や食材のやりくりレシピなど…
私も子供ながらに読ませてもらってました。
あの頃は物を減らすなんて美徳意識、理解できなかったな。
物を持たないという価値観
この『美しい部屋』という雑誌、毎号全てを取っているんでなくて
義母さんが保管されていたのは主に「片付け・整理整頓」の特集ばかり。
実際に、物を持たない暮らしの特集が雑誌で組まれていたのですね。
まだ「断捨離」なんて言葉が無かった頃です。
今でこそシンプルライフがもてはやされる時代になりましたが、
もう10年も20年も前からもたない暮らし、雑誌でもテーマになっていたんですね…。
ここに義母さんの美徳感覚を垣間見ることができました。
片付け上手な家庭に嫁いで良かったよ。
今度夫の実家に行く時は、雑誌読ませてもらおうかと思います。
このブログでもシンプル生活のネタを時々あげているのですが、
今に至るまで全然実践できていない…というか断捨離が滞っています。。。
寒いとか忙しいとか言い訳ばかりでゴメンナサイ(>_<)
結婚式終わったら断捨離スイッチを再び入れます!